今回は、マラソンの知識をつけ、そして速くなるために必要な本を何点かご紹介したいと思います。
鉄板のマラソン本3冊と、
読みやすい本を他に何点か紹介したいと思います。
私が持っているものしか紹介できないため、ここにあげていないものでさらに良いものが有ればコメント欄でご教授いただけたら思いますm(_ _)m
鉄板ランニング本3冊
最初に言います。
この3冊は内容は難しいが、運動生理学からマラソンの奥深くまで学ぶことができます。
多くの本では、練習メニュー等書かれておりますが、「それを見て自分で練習してください」だ。
これだと自分でメニューを組んだり、設定タイムを考察したりすることは難しい。
今回あげる3点は独学でマラソンを勉強する人にとってはバイブル的存在になると思います。
最終的には自分自身でメニューを考えられる力をつけて欲しい!
なぜならば、自分に合ったメニューを自分で考えることが上達への近道であるからです。
①リディアードのランニング・バイブル
こちらは、リディアード式トレーニングの運動生理学から始まり、メニューの組み方、期分けの方法、食事、作戦の立て方その他てんこ盛りだ。
特に、マラソンコンディショニングトレーニングのページの掲載はかなり目から鱗の内容となっています!
ここだけでも読む価値ありです!
私が下記記事で何度も速いジョグが大切だと言っていますが、まさにそのことが書かれています‼︎
伸び悩んでいるランナー必見!ランニングの本物の基礎固めとは!
高橋尚子さんを指導していた小出監督もリディアード法を参考に指導していたほど。
必ず1度は手に取っていただきたい本の1つだと思います。
欠点としましては、こちらの本は初版が古く最新のトレーニングと異なるんじゃないか!との批判もありますが、
いいえそんなことありません!
今でもマラソンにおけるランニング本の最高峰バイブルでしょう!
私はここまで線を引きかなり読み込みましたよ^ ^
著作権の関係でモザイク入れています。
ぜひとも手に取っていただきたい、おすすめの本です!
②ダニエルズのランニング・フォーミュラ
マラソンをしている人でしたら、1度は聞いたことありますのがこの方の名前。
ダニエルズの表を生み出したまさしくその方です。
わからない人のためにダニエルズの表とは、5000mのタイムその他タイムがわかれば、他種目のタイムもわかるという表になってます。
こんな感じです。
すみません著作権の関係でモザイクかけさせてもらってます。
これだけでも手に入れる価値は十分ですが、その他、運動生理学に基づいたトレーニング方法、期分け、800m〜フルマラソンまでの距離別トレーニング方法、休養の方法など細かく記載されています。
私がマラソンの期分けという概念の知識を得られたのはこの本からです。
1冊持っておくだけで、練習メニューが自分で立てられるようになります!
設定ペース、設定距離などこの1冊で解決することでしょう!
③アドバンスト・マラソントレーニング
こちらの本も上記2つと同じで、マラソンの生理学から、栄養摂取、期分け、補強トレーニング、レベル別トレーニングスケジュールなど掲載されています。
上2つに比べ、こちらの本の良いところは、
5000m10000mといった種目ではなくフルマラソンにより特化しているところです。特に、レベル別によるレースまでのスケジュールを記載したページは圧巻です。
この通りやるもよし、自分なりにアレンジしても良し、とても参考になる部分です。
この上の部分が曜日ごとのメニューが記載されているページです。
またモザイクかけさせていただいてますが、ご了承ください。
上記3冊は私のマラソン人生を大きく変えてくれた3冊です。
素人だった私が自分自身の力でメニューを立てられるようになり、
そして最終的にフルマラソンサブ2.5まで導いてくれた大切な本です。
3冊手元にあるととても心強いですが、(私は3冊とも持っています笑)
どれか1冊選べと言われると、ダニエルズさんの本を選ぶかもしれません。
でもリディアードさんのマラソンコンディショニングトレーニングのページは絶対読んで欲しい……
悩みます汗汗
上記3冊は高みを目指す人には是非読んでいただきたいと思います。
その他30冊くらいマラソン本は読んでますが、全部紹介は難しいので、私が読んで面白かったものを特に6点だけ紹介させてください!
その他ランニング本6冊
①非常識マラソンマネジメント
レース前日の8つのポイント、レース当日の10ポイント、レース前10日間に守るべき4大ポイントなど、著者の岩本さんの目線で書かれております。
何時に起きろ!何時に飯食え!レース前は歩くな!サンダル履くな!
などレースまでのマネジメントについて事細かく記載されています。
②常識破りの川内優輝マラソンメソッド
努力家すぎる川内さんはとにかく最後まで追い込まなければ気が済まない性格でした。
しかし、追い込む練習は余裕をもって腹8番目でこなせ!
ということが特に強調されています。
これ私も同意見で、練習は余裕持ってこなせるようになってこそ上達するものだと思います。
少しネタバレ
余裕持って練習をこなし、もし物足りなかったら1本か2本短いダッシュを追加しましょう。ネタバレは、ここまで笑
③猫ひろしのマラソン最速でメソッド
猫ひろしさんの語り口が面白いです。
さすが芸人!
本番うんち漏らしたという暴露話まであります笑
しかし、この本はそういったところより、ぜひ猫ひろしさんの類い稀なる努力の部分を参考にして欲しいのです。
陸上経験なし30歳近くからスタートしたランナーがフルマラソン2時間30分を切るとは本当に驚くべきことです!
④型破りマラソン攻略法
こちらも岩本さんらしい語り口で書かれています。
まさに型破りです。
カーボローディングを無理に行うな!
ランニングにストレッチは必要なし!
筋肉は柔らかいより硬い方がよい!
など我々の常識を覆される内容となっています。
特に峠走のページはぜひ読んでいただきたいと思います。
私も峠走がマラソンに直結すると感じており、その部分に関して事細かに説明されています。
⑤ランニングの作法
こちらは中野ジェームズ修一さんがフルマラソン完走を目指すための75の知恵を提供してくれています。
走るためのフォームであったり、ランニング日誌をつけましょう、シューズの買い替えの目安であったり、特にランナーによくある怪我に関する障害予防に関して多くのページを割いています。
怪我の多いランナーさんはぜひ目を通してみてください。
⑥速くなる体幹トレーニング
最後にランニングの本ではないのですが、体幹トレーニングに関する本を紹介させていただきます。
まずタイトルの通り、この本はランナーのために書かれた体幹トレーニングの本です。
何十種類と用意されていますが、それぞれ鍛える部分が被るところもあり、それは一目でわかるように書かれています。
そのため、忙しい方でも何点かピックアップして実施することができます。
この写真(モザイクお許しを)のようにページ右部分にABCという欄があり、それぞれ体幹安定系、関節の可動性、身体のバランス系と使い分けがなされていますので、自分自身でバランスよく実施していただけたらと思います。
今回はマラソンに関するお勧めの本を紹介させていただきました。
マラソンを奥深く学びたければ、最初に上げさせていただいた3冊のうちどれかは必須だと思います。
そこまで力を入れていない方は、読み物として楽しく読める本を3冊以外にも紹介させていただきましたので、是非参考にしてみてください!
その他30冊以上読んでますが、全部紹介はここでは難しいので、特にピックアップしたものだけを紹介しています。
他の本はどんなもの読みましたか?
など気になる方はコメント欄にひとこと入れていただければ他の本も紹介したいと思います^ ^
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